ゆうちょ銀行はゆうちょのATMを利用するとお金を預けたり出したりする分には手数料がかかりませんが、他の銀行への振込を行う場合には当然ながら手数料がかかりますよね。それが意外と高くて悩んでいませんか。
ゆうちょ銀行振込手数料
ゆうちょ銀行の口座を持っている方は多いでしょうが、振込先はみずほ銀行や三菱東京UFJ銀行など大手の銀行を指定されることも多く、振込手数料が高くなってしまい困りますよね。
ゆうちょ銀行のATMやネットバンキングを利用すると他行の振込は5万円未満なら216円、5万円以上は432円となります。
10回振り込んだら2000円ですから美味しいランチが2回くらいは食べられる金額ですよね。
さらに窓口で振込をする場合には5万円未満は648円、5万円以上は864円かかってしまいます。
今や窓口で振込をするのはよほど大金の場合くらいではないでしょうか。
ゆうちょ銀行のネットバンキング
ゆうちょ銀行から指定口座へ振込をする場合には自宅からパソコンで振込ができるネットバンキングがいいでしょう。
職場や近所にゆうちょのATMがあるのであればATMの振込手数料もネットバンキングと同じですので、パソコン操作が苦手という方はATMを利用したほうが簡単かもしれません。
しかし、ゆうちょ銀行の口座間の振込でなければゆうちょ銀行の利用はおすすめしません。
なぜなら他の銀行に比べて手数料がお得になるサービスがないからです。
他の銀行の振込手数料を調べてみると、
みずほ銀行:5万円未満216円、5万円以上は432円(ATM・ネットバンキング一律)
三菱東京UFJ銀行:3万円未満270円、3万円以上432円(ATM) 3万円未満216円、3万円以上324円(ネットバンキング)
振込手数料は銀行によって異なりますが、ATMよりもネットバンキングを利用すると安くなる場合が多く、残高が一定以上あると他行への振込手数料が無料になることもあります。
ゆうちょには残念ながら、こうした一定の基準を超えると他行宛の振込手数料が無料というサービスはないので、他行へ振込には少し不便です。
ゆうちょ銀行を利用するのは振込先がゆうちょ銀行の場合などと決めてしまったほうがいいかもしれません。
もちろん他の口座を作るのが手間というのであれば無理して作る必要はありません。
ただ、「塵も積もれば…」ということわざもあるように、たかが手数料といえど回数を重ねると大きな金額になります。
もう一つ口座を作っておくとだいぶお得ですので知り合いには他の口座も作るように勧めています。
ネットバンクがおすすめの理由
みずほ銀行や三菱東京UFJの他にも、基準を満たすと振込手数料がお得になる銀行は多くありますが、一番のおすすめは楽天銀行やじぶん銀行などのネットバンクです。
振込手数料が一定回数無料となるだけでなく、金利も都市銀行に比べて格段に高いので預金しておくにはもってこいです。
ネットバンクに預けるのは不安という方は少しだけ預けてみて様子を見ながら増やしていくというのもいいかもしれません。
一度金利の高さや便利さを感じてしまうと他の銀行に預けられなくなりますよ。
ネットバンクもたくさんあり、楽天ポイントを貯めたいなら楽天銀行、au利用者ならじぶん銀行というように用途にあった銀行の口座を一つ作っておくと便利です。